ikyosuke 作品分析

映画、ミュージカル、音楽、自分が好きなものを分析して語ります。

*Frozen Broadway* 06. Queen Anointed 歌詞

06. Queen Anointed

位置付け(06. Queen Anointedまでの経緯)

ハンスの自己紹介ソング、 05 Hans of the Southern Isles が終わると、戴冠式の始まりを告げる金が鳴ります。アナは、「またあとで会えるわよね?」とハンスに声をかけ、舞台からはけます。

前回、 Hans of the Southern Isles で絵の紹介をさせてくださった潤子さんによれば、この時ハンスがちっさくガッツポーズをしてたそうな!

そして、アンサンブルによって、エルサを讃えるアカペラ曲、 Queen Anointed が歌い始められます。

 

ちなみに映画版では、アレンデールの聖歌隊?が歌う、 Heimr Àrnadalr が入りますが、ブローズンではこれが Queen Anointed に置き換えられています。

イントロは、 Vuelie のフレーズから始まります。

 

歌詞・対訳

[Ensemble]

Na na na heyana

Nahi yahanaha

 

Queen anointed

Queen anointed

Queen anointed

聖別されし女王

Our chosen daughter

我らが選ばれし女性

With blessed crown of gold

神聖な黄金の冠をお召しになられ

Northern glory, our golden sister

北方の栄誉、我らが黄金の姉君

The heir to kings of old

歴史ある王たちを後継される方

Let out soul sing, sing great high

Let out souls

我らの魂を高らかに歌わせよ

Sing praise and bring to light your power

賞賛して貴方様のお力を明るみに出そう

Bring to light your power

貴方様のお力を明るみに出そう

Noble Queen of our Northern Islands

我らの北方諸島の高貴な女王様

We are in your hands

我らの全ては貴方様にお委ねします

 

 

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*Frozen Broadway* 05. Hans of the Southern Isles 歌詞

05. Hans of the Southern Isles

位置付け(05. Hans of the Southern Islesまでの経緯)

 

クリストフとハンス、アナの出会い方

04. For the First Time in Forever の終了時点で、エルサは舞台から退場。舞台には、開いた門から入ってきた国民や来賓たちはアナを中心にして立っています。

クリストフが氷を乗せた台車を動かしたところ、城の中に見とれていてよそ見していたハンスが氷の上に倒れ込みます。慌てたクリストフはそのまま氷の車を止めようとしますが、付近にいたアナも巻き込み、ハンスの上にうつ伏せ状態になるようにアナが倒れこみます。

この状況については、ハンス好きな潤子さん(Twitter: @JMotju)がブローズンレポとして絵で表現してくださっています。ご本人に許可を得られたので、画像を引用しています。

 

f:id:ikyosuke203:20180520004015p:plain

まさにこのような感じです。

ハンスとアナはこのように出会います。

 

クリストフが、ハンスとアナを「バカップル」呼ばわり!?

私が記憶してる会話はこんな感じです。私の記憶してるキーワードから再現した、あくまで雰囲気です。

 

Kristoff: ちょっと、そこのバカップル(lovebirds)?

Anna: あ〜、私たち知り合いでもないんだけど(actually, we've never met)

Hans: でも、今初めてこうして会ってるじゃん(but, we are meeting now)

Anna: そ、そうね

Kristoff: なんでもいいけど!オーケー、君たち冷たい飲み物好きか?

Anna: ええ。

Kristoff: お前たちの飲み物を冷たくしてるのは、この氷だ!この、素晴らしい、クリーーーンな氷だ!!(はっはっはっは笑)だからドケこの野郎!

 

クリストフが、ハンスとアナと同時に初対面すること自体びっくり展開なのに、まさかの一言目が、「バカップル」ですよ!?笑

こうして、売り物である氷の上に乗っかられたクリストフは激オコなまま退散していきます。(笑)

よくもこんな出会い方、脚本として思いついたな、と。

 

"I'm just me." 私は何者でもないわ。/後継者じゃなくてただのスペア "代替え" よ。

そしてハンスと二人きりになると、アナが、映画でもあったあのセリフを。"It's awkward. Um, I'm awkward, you are gorgeous, wait what?" 。

そしてアナは、映画と同じように、自分が女王になる方のプリンセス、つまりエルサではなくてよかったね、と。

Anna: Im not THE princess. My sister, Elsa is the Queen. I'm jsut me.

Hans: Just you? (これも映画にありますね)

Anna: I'm not the heir, I'm just a spare. (これは追加された大事なセリフ)

「後継者じゃなくて、ただのスペア “代替え” よ。」

 

これ、本編の方で没になったDeleted Song "More Than a Spare"を想起させる、というかロペス夫妻とリー監督がどっちも関わってるのだからそこからきてるとしか思えないセリフで、すごく印象的でした。

 

たしか、アナは、それに続けて「自分は、"sheltered life" (閉じ込められた人生)を送って来たから、"actual real life people" とこうやって会話するの苦手なんだ。でも上手くなりたいわ〜」なんてことを言うんですが、さすがのハンスもレスに困って沈黙…みたいなシーンで笑いが起きてたと記憶してます。

そして、「じゃあね!楽しんで」と、その場を去ろうとするアナを引き止めようと、ハンスは声をかけます。

こうして始まるナンバーが、ハンスの自己紹介ソングにして、2度もリプライズされる、ハンスのテーマソング 05. Hans of the Southern Isles です。

 

歌詞と対訳

※1.なお歌詞は、私が聴き取ったものになるので正確かどうかの保証はありません。また対訳もざっくりとつけていますのでご指摘やご意見ありましたらコメントしてください。

※2.歌詞だけが見たい場合はこのままみてください。「続きを読む」以降では、合間で解釈や解説を語りながら、あらためて歌詞をおさらいします。

 

[Hans]

"Wait, don't go"

待って、行かないで

"You don't have to be embarrassed princess 'Oh-I'm-just-me' "

恥ずかしい王女だなんて言わなくていい、「私は別に何者でもないわ」なんて

I'm someone even more embarrassing to be

それより僕はもっと恥ずべき人だ

I'm only the thirteenth son of a king

僕は13番目の王子なだけ

Of a very small kingdom

とっても小さい王国の

Of very small islands to the South

とっても小さい南方の島のね

And nobody sings about this humble face

こんな身分の低い僕のことを賛美する人なんていない

Or my lack of grace

僕の上品さの欠如を指摘することも

Or quotes what comes out of my mouth

僕の言ったことを引用する人もいない

Thank goodness!

むしろ、ホッとしてるけど!

I've journeyed a long way to see your sister crowned

君のお姉さんの戴冠を祝いにはるばるやって来た

To honor and to back you

敬意を示し、君にお返ししようと

Yet here I go to smack you to the ground

なのにここで君にぶつかって倒した

Please accept the humblest of the apologies

心からのお詫びをお受け取りください

From a clumsy prince who's only come to serve and please

参列しにきただけの不器用な王子からのお詫びを

With a line of mean, big brothers

並々ならぬ偉大な兄たちの

That goes on for miles

長く長く続く列の端っこにいる

A man you won't see on a statue of bronze

銅像になんてならない人

Just Hans of the Southern Isles

何者でもない、ただのサザンアイルズのハンスです

 

[Anna]

"Hi, Hans of the Southern Isles"

どうも、サザンアイルズのハンス

[Hans]

"Hi, Anna of Arendelle"

やぁ、アレンデールのアナ

 

 

〜続きを読む以降では、解釈と解説を書いております。〜

 

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*Frozen Broadway* 04. For the First Time in Forever 歌詞

04. For the First Time in Forever

位置付け

03. Do You Want to Build a Snowman? のラストで扉越しに座り込んだエルサが "Do you wanna build a snowman?" と呟いた後、そのままエルサは立ち上がり、翌日の戴冠式に向けて準備をします。

司教が来て、式典で人々を前に持たねばならない王笏と宝珠を見せますが、エルサは触ろうともしません。

その後ろでは、 アグナルのテーマとも言える、dn't let them in, don't let them see のフレーズがオーケストラによって演奏されています。

父アグナル国王が言っていた、" a day when you have to stand before your people without them" (手袋を外して国の人たちの前に立たねばならない日)がついに来たことが示されます。

 

そして舞台が転換し、アナの部屋へ。

女性の召使いがドレスをもって部屋へ来て、アナを起こそうと声をかけます。

起き上がったアナは、髪はボサボサ。これは映画版と同じですが、手にはなんと、「サー・ヨルゲンビョルゲン」が!

(オラアドこと Olaf's Frozen Adventure、邦題『アナと雪の女王 家族の思い出』を参照のこと。)

 

実は、A Little Bit of You のシーンにもちらっと登場しますが、このベッドでアナが持っているのが最後の登場になります。それにしてもオラアドでエルサが再発見した時、アナは「これは誰?」って尋ねるので、知らない設定になっていますから辻褄はあいません。

(まあプロダクション期間が両方被っていたことも想定されますし、調整がうまくいかなかったのでしょうか。うーん惜しい。けど映画と舞台は、製作陣がいくら同じような顔ぶれでもあくまで別の作品ですからね。)

 

そして、寝ぼけてたアナも、召使いの二人が持って来たドレスを見て、思い出します!

待ちに待った戴冠式です!

 

歌詞と対訳

では早速歌詞と対訳いきます。映画版からの変更・追加部分赤字にしてあります。

※1.なお歌詞は、私が聴き取ったものになるので正確かどうかの保証はありません。また対訳もざっくりとつけていますのでご指摘やご意見ありましたらコメントしてください。

※2.歌詞だけが見たい場合はこのままみてください。「続きを読む」以降では、合間で解釈や解説を語りながら、あらためて歌詞をおさらいします。

 

[Anna]

The window is open, so's that door

窓も開いてて、ドアも開いてる

I didn't know they did that anymore

こんなの私が知ってる限りでは初めて

And there's two nice ladies helping me get dressed

それに優しい二人がドレス着るのを手伝ってくれるの

 

"Thank you! Thanks!"

ありがとう!どうも!

 

For years I've roamed these empty halls

ずっと行ったり来たりしてた誰もいない大広間

Why have a ballroom with no balls?

舞踏会を開いてこその舞踏室でしょ

Coronation day is just the best!

戴冠式ってほんと最高!

 

There'll be actual, real-life people

ホントの生きてる人が来るんだ

It'll be totally strange

なんだかとっても妙な感じ

Wow, am I so ready for this change?

あぁ、私ったら心の準備はできてるかしら?

 

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

There'll be music, there'll be light

音楽が奏でられや陽が差し込む

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

I'll be dancing through the night

夜通し踊り続けるの

Don't know if I'm elated or gassy

大はしゃぎ?それとも有頂天?

But I'm somewhere in that zone!

でもなんかそんなとこ!

'Cause for the first time in forever

だってほとんど永遠ぶりに

I won't be alone

独りじゃないもの

 

"(gasp) Oh, I can't wait to meet everyone!"

(息を呑む)あぁみんなに会うのがまちき入れないわ!

"(gasp) What if I meet ... the one?"

(息を呑む)運命の人にあっちゃったりして?

 

Tonight, imagine me, gown and all

今夜の私はガウンとか身にまとって

Fetchingly draped against the wall (gasp)

魅力的に壁にもたれかかっちゃったり(息を呑む)

The picture of sophisticated and grace

まさにエレガントで上品って感じ

(gasp) I suddenly see him standing there

(息を呑む)突然、立ってる彼に気がつくの

A beautiful stranger, tall and fair

背が高くて色白の美しい見知らぬ人に

I wanna stuff some chocolate in my face

チョコかなんか頬張るものが欲しくなるわ

But then we laugh and talk all evening (gasp)

んでそれから一晩笑ってお喋り

Which is totally bizarre

とっても可笑しいわ

Nothing like the life I've led so far

こんなの人生で初めてよ

 

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

There'll be magic, there'll be fun

魔法のようなことや楽しいことに出会えるの

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

I could be noticed by someone

誰かの目に留まるかも

And I know it is crazy

わかってるわ馬鹿げたことだって

To dream I'd find romance

恋を夢見るなんて

But for the first time in forever

でもほとんど永遠ぶりに

(gasp) At least I've got a chance

チャンスはきたのよ

 

[Elsa]

Don't let them in

悟られないように

Don't let them see

見られないように

Be the good girl you always have to be

私はいい子でいなきゃ、いつでも

Conceal, don't feel

隠して、感じないように

Put on a show

さあやるわよ

Make one wrong move and everyone will know

一つでもミスればみんなにバレちゃうの

But it's only for today

でもそれも今日一日のこと

 

[Anna]

It's only for today

今日一日だけ

 

[Elsa]

It's agony to wait

早く終わって欲しい

 

[Anna]

It's agony to wait

待ちきれないわ

 

[Elsa]

Tell the guards to open up the gates

門を開けるよう衛兵に指示して

 

[Anna]

The gates

 

[Guests & Townspeople]

The gates, the gates, the gates

 

[Anna / (Elsa)]

For the first time in forever (Don't let them in, don't let them see)

ほとんど永遠ぶりに (悟られないように、見られないように)

I'm getting what I'm dreaming of (Be the good girl you always have to be)

夢みてたことが現実のもになって来てるの (いい子でいなきゃ、いつでも)

A chance to leave my lonely world (Conceal)

私の孤独な世界を抜け出すチャンスよ (隠して)

A chance to find true love (Conceal, don't feel, don't let them know)

そして運命の人を見つけるチャンス (隠して、感じないように、知られないように)

 

[Guests & Townspeople]

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

We're no longer shut outside

やっと中へ入れてもらえる

For the first time in forever

ほとんど永遠ぶりに

The gates are open wide

城の門が開かれてる

 

 

[Anna / (Guests & Townspeople)]

I know it all ends tomorrow

明日になったら何もかも終わりなのはわかってる

So it has to be today

だから今日しかないの

'Cause for the first time in forever (The first time)

だってほとんど永遠ぶりに

For the first time in forever (The first time in forever)

ほとんど永遠ぶりに

Nothing's in my way! (Today!)

なににも邪魔されないわ!(今日は!)

 

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*Frozen Broadway* 03. Do You Want to Build a Snowman? 歌詞

位置付け (03. Do You Want to Build a Snowman? に至るまでの補足)

Do You Want to Build a Snowmanはリプライズ

おなじみの Do you wanna build a snowman?ですが、ブローズンの場合、このメロディはここが初出ではありません。01. Vuelie / Let the Sun Shine On のVuelie 部分終了後に、昼間から「雪だるま作りたい?」とアナが歌い始め、二人で夜更かしして雪だるまを作る約束をする際に、すでに二人によって歌われています。(二人が対面した状態で Do you wanna build a snowman? と歌っているだけでも胸アツ…という方も一定数いるとおもいますが…)

つまり Do You Want to Build a Snowman? は、二人にとってはリプライズなんですよ!決して離れ離れになってから歌い始めた歌ではなく、もともと二人で歌っていたんです。

 

"Fear will be your enemy, the death its consequence" (恐れが敵となり、死をもたらす)

そしてその夜、二人でオラフを作り、アナがエルサの魔法を褒めて気分が良くなった二人が魔法全開で遊んでいたところ、誤ってアナの頭に直撃させてしまいます。(02. A Little Bit of You

その後、サントラ音源にはなりませんでしたが、氷のように冷たくなるアナを助けるべく、 イデュナ女王が Hidden Folks(映画版でいうトロールたち)を呼ぶための呪文のような歌を歌います。 族長のパビーそしてブルダが姉妹の部屋にどこからともなく入ってきて、パビーがアナから魔法と魔法に関する記憶を消し去ります。

そしてパビーはエルサに告げます。

"Fear will be your enemy, the death its consequence." 

(恐れが敵にとなり、死をもたらす)

後半部分が付け加えられ、かなり深刻なセリフになってます。そしてこれがアグナル国王、イデュナ女王、エルサの中に重く残り続けます。18. Monster にこのセリフがそっくり歌詞となって出てきます。

 

エルサの愛 "It's best for her, is best for me" (アナにとって最善ならそれは私にとっても最善の選択)

それを聞いたアグナル国王は、イデュナ女王のつけていた手袋をエルサに渡し"Keep it inside"と命じ、エルサ隔離を決定。

イデュナ女王は、「姉妹を離れ離れにするのはあまりにも酷い」と拒みます。

しかしエルサは歌います

 

[Elsa]

Mother,  it probably has to be

お母様、多分こうしなきゃいけないのよ

It's best for her, is best for me

アナにとって最善の選択なら、それは私にとっても最善な選択

Father, I'll do as you say

お父様、言われた通りにします

 

[King Agnarr]

We'll help you to control it, I know we'll find a way

魔法をコントロールできるようになるため助けるから。方法は見つけられるはず

 

 [Anna]

<意識を取り戻したアナが起き上がる>

"Mommy?"

ママ?

 

[Queen Iduna]

Only until we gain more answers <?????(聞き取れなかった)>

We'll find a way back

(こうして離れ離れになるのも)もっと良い(?)答えが見つかるまでのこと

なんとかして方法を探さなきゃ

 

[King Agnarr & Queen Iduna]

to be a family again

私たちが再び「家族」になれるように

そしてこの後実際にリストラされた召使いたちが城を去る様子も再現されます。

 

なかなかDo You Want to Build a Snowman? に入らなくて怒られそうですが、これはスキップするわけにいきません。

 

エルサのアナに対する愛がひとことにぎゅっと詰まっています。

"It's best for her, is best for me" 

(アナにとって最善の選択なら、それは私にとっても最善な選択) 

エルサは、全てにおいて、一貫してこのロジックで行動してきたんですね。

ちなみにここでエルサが両親に語りかけるメロディは、後に18. Monster で Father... / Mother... と呼びかけるところのメロディと同じです。

 

アグナル国王とイデュナ女王のスタンスの違いも興味深いです。

アグナル国王はとにかくエルサの力を隠して、隔離しなきゃしか考えてない一方で、イデュナ女王は「姉妹を離れ離れにするのはあんまりだ」と言ったり、隔離が決まっても、隔離はより良い方法が見つかるまでのとりあえずの手段だ、という旨のことを言ったり。

そして何が悲しいって、

We'll find a way back to be a family again

(私たちが再び「家族」になれるように)

 ってことは、今こうやって離れ離れになっている状態は「家族」じゃない、っていう認識なんですね。

(リメンバーミー(COCO)のミゲルのおばあちゃんエレナの言っていたセリフのよう。「一緒にいるのが家族」。裏を返せば、"いま" 一緒にいるアナ、エルサ、オラフ、クリストフ、スヴェンも「家族」ってことですよね。)

 

とにかくこのようなことがあってからの Do You Want to Build a Snowman? なんです!

とりあえず言いたいことは、なぜこんな大事な曲をサントラに入れない!!!!! ということ。

 

それでは  Do You Want to Build a Snowman? の歌詞へ!

 

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*Frozen Broadway* 02. A Little Bit of You 歌詞

02. A Little Bit of You 歌詞

位置付け

Overture としての "Vueile" そして "Frozen Heart" にとって代わる形で、"Let It Go" の 'Let the storm rage on' の対になるオープニングナンバーとして登場した "Let the Sun Shine On" が続き、アレンデールの祭りが終わって部屋に戻ってきた姉妹は、両親に寝かしつけられます。

しかし昼間にエルサと約束していた、"We will stay up late and build the snowman" をアナが忘れるわけありません。

両親が去るやいなた、アナはエルサをベッドから引きずり出して遊ぼう遊ぼう言い始めます。A Little Bit of You というナンバーは、一緒にオラフを作る場面、そして、寝室でエルサの魔法で遊ぶ場面の二つに分かれており、両者の間に会話のパートが入ります。この曲は、エルサの魔法が誤ってアナの頭を直撃するところで終了します。

二人にとって「オラフ」がどんな位置付けなのかについて、歌詞でしっかり語られることがこのナンバーの見所でしょう。

 

歌詞と対訳

では早速歌詞と対訳いきます。

※1.なお歌詞は、私が聴き取ったものになるので正確かどうかの保証はありません。また対訳もざっくりとつけていますのでご指摘やご意見ありましたらコメントしてください。

※2.歌詞だけが見たい場合はこのままみてください。「続きを読む」以降では、あらためて歌詞をみながら、その合間合間でちょくちょく解釈や解説を入れて、語りたいことを語ります。

 

[Elsa]

"You know, there's a recipe to making a proper snowman"

あのね、 雪だるまを作るのには '正しい' やり方があるの

 

[Anna]

"Really?"

そうなの?

 

[Elsa]

A little bit of you, a little bit of me

アナのひとかけと私のひとかけ

A part that loves to dream

夢見ることが好きな部分に

 

[Anna]

A part that swings from a tree

木にぶら下がるのが好きな部分も

A little like me, a little like you

私にちょっとにてて、エルサにもちょっと似てる

 

[Elsa]

A part that's nice

ステキな部分に

 

[Anna]

A part that's naughty too

やんちゃな部分も

 

[Both]

A loyal friend

忠実な友達

 

[Elsa]

Who is there no matter what

何があっても居てくれる

 

[Anna]

There no matter what

何があっても

 

[Elsa]

A big round belly

大きな丸いお腹

 

[Anna]

And a big bouncy butt!

それに大きなはずむお尻!

 

[Both]

He'll love warm hugs and the bright sunlight

あったかいハグと明るい陽の光が大好きで

 

[Anna]

And he'll really love the summer

夏がとっても大好き

 

[Elsa]

But he'll melt!

でも溶けちゃうわ!

 

[Anna]

Yeah, you're right

"Oh!" So we'll build him back together

あぁ、そっか

あ! 溶けたら一緒に作り直そうよ

 

[Elsa]

Yes, together, that's the key

そう、一緒に、それが大事ね

 

[Both]

'Cause he's a little bit of you and me

だってこの子は、私たち二人のひとかけずつだもん

 

[Elsa]

"Okay, time for bed!"

さぁ寝る時間よ!

 

[Anna]

"What? No! Time for more magic, please and thank you!"

え?ダメ!もっと魔法を見せてくれるんでしょ、お願い!

 

[Elsa]

"Anna, you know I'm not supposed to even be doing this!"

アナ、こんなことだってしちゃいけないことだってわかってるでしょ!

 

[Anna]

"But your magic is the most beautiful, wonderful, perfectful thing in the whole wide world!"

でもエルサの魔法は、広い世界で一番キレイで、ステキで、完璧なんだよ!

 

[Elsa]

"Do you really think so?"

本当にそう思うの?

 

[Anna]

"Yes! So do it, please, before I burst from inside to outside!"

うん!だからやってよ!早くしないと爆発しちゃうよ!

 

[Elsa]

"Okay, okay, don't burst!"

わかった、わかったって。落ち着いて!

 

<Elsa show some magic>

エルサが魔法を見せる

 

[Anna]

"Whoa!"

うわぁ!

 

[Elsa]

A little bit of you, a little bit of me

アナのひとかけと私のひとかけ

 

[Anna]

You do the magic and I get to see

エルサが魔法を使って私が見るの

 

[Elsa]

A little bit of fun

楽しいひとかけ

 

[Anna]

A little bit of fun in the middle of the night

真夜中の楽しいひとかけ

 

[Elsa]

A little bit of magic and it all takes flight

La la la la

....

魔法のひとかけ 全部空中を飛んでいくの

 

[Anna]

This is so amazing! More more more!

これスゴ~い!もっともっともっと!

 

[Elsa]

A little bit of you!

アナのひとかけ!

 

[Anna]

Magic! Magic! Do it, Elsa, do it more!

魔法!魔法!やって!エルサ、もっとやって!

 

[Elsa]

A little bit of me

私のひとかけ!

 

[Anna]

Me me me me me me

A little bit of you, a little bit of me!

Look at me!

エルサのひとかけ、私のひとかけ!

見て!

 

[Anna]

<Magic struck Annas head>

アナの頭に魔法が当たる

(Screams)

叫ぶ

 

[Elsa]

Anna!

アナ!

 

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*Frozen Broadway* 01. Vuelie / Let the Sun Shine On 歌詞

01. Vuelie / Let the Sun Shine On 歌詞

位置付け

ブロードウェイで公開され、日本に持ち込まれたディズニーのミュージカルで最も新しいAladdinを含め多くの作品では、Overtureが用意されていますが、今回のFrozenにはOvertureがありませんでした。

2013年の映画版(2013年公開のウォルトディズニーアニメーションスタジオによる長編アニメーション映画 Frozen の省略表記)でもこのVuelieがWalt Disney Animation Studios のロゴをバックに始まることから、Vuelie自体がOverture として扱われていることが伺えるため、今回のサントラの一曲目は、OvertureとしてのVuelieとオープニングナンバー Let the Sun Shine On が一体化したものと位置付けられそうです。

 

歌詞と対訳

では早速歌詞と対訳いきます。

※1.なお歌詞は、私が聴き取ったものになるので正確かどうかの保証はありません。また対訳もざっくりとつけていますのでご指摘やご意見ありましたらコメントしてください。

※2.歌詞だけが見たい場合はこのままみてください。「続きを読む」以降では、あらためて歌詞をみながら、その合間合間でちょくちょく解釈や解説を入れて、語りたいことを語ります。

 

[Ensemble]

Na na na heyana

Nahiyaha naha

Naheya heya na yanuwa

Hanahe yunuwana

Na na naha na (Nowano nowaheyano)

Na na naha (Nowano nowaheyano) 

Naha naha naya (Nowano nowano) 

Na na na heyana

Nahiyaha naha

 

 

[Anna]

Do you want to build a snowman?

C'mon let's go and play

雪だるま作らない?

ねえ遊びに行こうよ

 

[Elsa]

I can cover this whole place in snow

I'm not supposed to though

部屋中雪で埋めることもできるよ

やっちゃダメだけど

 

[Anna]

Yeah, just do it anyway

Do it for your sister

Elsa please, oh please

I can't do the things you do

そうだね、じゃあやって!

妹のためにやってよ

エルサ、お願い、ねえお願い!

エルサのすること私にはできないの

 

 

<Elsa show some magical flurry>

エルサが魔法を見せる

That's what I'm talking about!

そう!これよこれ!

 

[Elsa]

You really want to build the snowman

ホントに雪だるま作りたいのね

[Anna]

"You know I do"

わかってるでしょ?

[Elsa]

We'll stay up late and build the snowman

夜更かししてつくろうね

[Anna]

"Yes"

やった!

[Both]

Me and You

ふたりでね

 

[Ensemble]

Nah nah yana

Nah nah yana

 

Once there was a family beloved by all

A king, a queen, two princesses

And the story starts when they were small

かつて皆に愛される家族がいた

国王、女王、二人の王女

物語は二人が幼い頃から始まる

 

[King Agnarr]

"Ladies, what have you been up to?"

二人とも、何してたんだ?

 

[Ensemble]

Elsa was a special child

From her first frozen tear

Her magic filled her parents' hearts

With so much love and fear

エルサは特別な子だった

最初に流した凍った涙から

両親の心は彼女に対する愛と恐れであふれていた

 

[Queen Iduna]

"Elsa, no! What did we say?"

「エルサ、ダメよ!約束したでしょ?」

[Elsa]

"Magic must stay secret"

「魔法は秘密にしてなきゃいけない」

[Queen Iduna]

"And there's just some things we can't do in public"

「人前ではやっていけないことがあるのよ」

[Anna]

"Like run naked in the breeze"

「そよ風あびながら裸で走ることとかね!」

[Queen Iduna & Elsa]

"Anna!"

「アナ!」

 

[Anna]

Let the sun shine on

Let our hearts be light

Like this perfect, happy, shiny summer day

陽よ照らしてちょうだい

心を明るくするの

最高で幸せで輝く夏の日みたいに

 

[King Agnarr & Queen Iduna]

Let the sun shine on

陽よ照らせ

 

[Anna]

'Cause it's all alright

だって何もかもうまくいくから

 

[King Agnarr & Queen Iduna]

Together we can keep the storm at bay

力を合わせれば 嵐を寄せ付けないようにしていられる

 

[Anna & Elsa](手遊びの掛け声)

One, two, three together

Clap together, snap together

You and me together

Knee together, freeze together

Up or down together, princess run together

Always be together

You and me!

 

[Ensemble]

Once there was a family

With secrets to keep

As rulers in the land

Where respect for the crown runs deep

かつて隠すべき秘密をもった家族がいた

王家への尊敬が深く浸透している王国の統治者として

 

[Anna]

Freeze my butt

お尻を凍らせて!

 

[Ensemble]

And so the royal family is ever on display

And people loved the princesses

And watch them as they play

王家はそうして(秘密を隠したまま)人前に立ち

アレンデールの人々は二人のプリンセスを愛し

二人が遊ぶのを見守った

 

Let the sun shine on

Let our lives be free

Let the promise of our land be sure and strong

Let our hearts be blown by this melody

All of winter love

陽よ照らせ

自由に生きられるように

王国の約束を確固たるものにせよ

このメロディに心なびかせ

全ての冬の愛を

 

Nah yaha nanaya (Nowano nowa heyano)

Nah yaha nah (Nowano nowaheyano)

Naha yah nawa

 

Let the sun shine on

Of Arendelle

Let the crown be strong

And let your love be true

Let's our daughters spend what we lost somewhere

We will look to you

陽よ照らせ

アレンデールの陽を

王権をより安定させ

愛を確かなものに

ふたりは私たちがどこかでなくしたものを味わえるように

あなたが頼りなの

 

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Frozen Broadway の記事書きます(記事一覧)

Frozen: The Broadway Musical に関する記事一覧

私は Frozen Crazy

私は Frozen Crazyです。

(別用語でいうと「アナ雪クラスタ」「姉妹ヲタ」などという表現もありますが、「アナ雪:アナと雪の女王」と「Frozen」では少し意味合いが違うと解釈しているので、Frozen Crazyと自称しています。)

 

2018年4月の #ブローズン鑑賞

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2月22日にNYCのSt. James Theatreで幕を開けた『Frozen: The Broadway Musical』。私は4月頭に、ブロードウェイで鑑賞してきました。自分が味わった興奮について、"can't hold it back anymore" となったため、その興奮を "Let go" し、日本のFrozen Crazyな人たちと共有するべくTwitterの @westergaard2319 で #ブローズン鑑賞 のハッシュタグをつけて、映画版(2013)との違いについて、ミュージカルナンバーごとに呟いてきました。でもそのツイートはたった2回鑑賞しただけの記憶を頼りにせざるを得ませんでした。

 

配信の始まったサントラ音源 しかしUS限定

2018年5月11日、待望のオリジナルキャストによるサントラ音源がUSの配信で公開されて、US iTunes Storeより音源を入手できたので、記憶だけでなく音源を頼りに分析することができるようになりました。

 しかし、日本では公式に配信が始まっていません。そのためUSのアカウントがないため聴くことができない、という人も少なくないようです…

配信開始から死ぬほど聞いいるうちに、この興奮を日本のFrozen Crazyな人たちとやっぱり共有したいという "swirling storm inside" が強くなってきました。

自分としては、歌詞も含めながら、作品としての分析をしていきたいのですが、そのためにはまずはミュージカルに向けて新しく追加された曲自体や、既存の曲でも変更のあった歌詞について一つずつ検討していく必要があります。

そこで、まずはミュージカルナンバーごとに歌詞を書き出して対訳をつけるところからやっていこうかなと。

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ということでこの記事は、そのイントロということになります。

これから追加していく記事では、まずは曲ごとに歌詞を聴き取り、それを解釈していきます。

 

 

ミュージカルナンバーごとの「歌詞&解釈」記事リスト

*Frozen Broadway* 01. Vuelie / Let the Sun Shine On 歌詞 - ikyosuke 作品分析

*Frozen Broadway* 02. A Little Bit of You 歌詞 - ikyosuke 作品分析

*Frozen Broadway* 03. Do You Want to Build a Snowman? 歌詞 - ikyosuke 作品分析

*Frozen Broadway* 04. For the First Time in Forever 歌詞 - ikyosuke 作品分析

*Frozen Broadway* 05. Hans of the Southern Isles 歌詞 - ikyosuke 作品分析

*Frozen Broadway* 06. Queen Anointed 歌詞

*Frozen Broadway* 07. Dangerous to Dream 歌詞

*Frozen Broadway* 08. Love is an Open Door 歌詞

*Frozen Broadway* 09. Reindeer(s) Are Better Than People 歌詞

*Frozen Broadway* 10. What Do You Know About Love? 歌詞

*Frozen Broadway* 11. In Summer 歌詞

*Frozen Broadway* 12. Hans of the Southern Isles (Reprise) 歌詞

*Frozen Broadway* 13. Let It Go 歌詞

*Frozen Broadway* 14. Hygge 歌詞

*Frozen Broadway* 15. For the First Time in Forever (Reprise) 歌詞

*Frozen Broadway* 16. Fixer Upper 歌詞

*Frozen Broadway* 17. Kristoff Lullaby 歌詞

*Frozen Broadway* 18. Monster 歌詞

*Frozen Broadway* 19. True Love 歌詞

*Frozen Broadway* 20. Colder by the Minute 歌詞

*Frozen Broadway* 21. Finale / Let It Go 歌詞