小学校の3年生までの授業で、性的指向や性自認に関する話題を取り上げることを規制する」法案、通称「Don't Say Gay Bill (ゲイと言ってはいけない法案)」がフロリダで可決され、それに伴ってディズニー社(広義)内で色々な事件が立て続けに起こってきた。挙げ句の果てにはフロリダ州は、ウォルトディズニーワールドに対して特別に認めている「自治権」を剥奪する法案を通してしまうなど騒がしい。
アメリカのディズニーランドでは1990年代から GAY DAYS が、ディズニーランドパリでは2014年から MAGICAL PRIDEが、それぞれ非公式に祝われてきた。
イベント自体は非公式だったが、それでも多少なりともレインボーカラーのグッズがPRIDEと関係する形で展開されることも増えていき、2018年には公式でPRIDEのためのレインボーからのミッキーのイヤーハットが販売され、2019年にはディズニー系列のテーマパークで初めて公式にLGBTQコミュニティーを祝うイベントを開催するに至った。その後もディズニーの公式グッズ販売サイト shopDisney や Disney Parks ではPRIDE月間には多くのレインボーグッズが出て、その収益がLGBTQ+コミュニティの支援につながるキャンペーンが展開されるようになってきていた。
日本のディズニーストアでは、2021年に初めて、グローバルで展開する LGBTQ+コミュニティへの支援の動きの一環として、THE WALT DISNEY COMPANY PRIDE COLLECTIONを初めてリリースした。日本では売り上げの一部が、認定NPO法人『虹色ダイバーシティ』に寄付をされることもプレスリリースで報じられた。
しかし、実際にはペパとフェリックスの1ヴァース目を、CastilloとGaitanで歌い始め、そこにAdassaとBeatrizとGuerreroが加わる形で歌った後は、Megan Thee Stallionによるラップパートがしばらくつづき、その後 ドラマーのSheila E.の演奏がフィーチャーされながら、 Becky G と Luis Fonsiが入場してきて最後を飾るという構成になっていた。
2014年の「Shower」が大ヒットし、Billboard Hot 100で16位を記録したことで有名になった。2016年からラテン音楽もリリースするようになり数々のコラボ曲で中南米の国々でも特に良い反響を得ていたという。とにかくラテン系のポップ音楽の世界における期待のスターであるというのが抜擢の理由だろう。ちなみに彼女の両親もまたメキシコ系アメリカ人だ。
Luis Fonsi(ルイス・フォンシ)が選ばれた理由は明確だ。 彼もまたプエルトリコ出身で、2020年10月に初めて再生回数が70億回を突破したミュージックビデオとなった「Despacito」をリリースした事で有名だ。スペイン語の曲としては1996年以来はじめて Billboard Hot 100 で1位となった曲であり、結果振り返ってみれば「ブルーノ」がヒットする背景となった、アメリカにおける「ラテンポップ」ブームの土壌を整えていたアーティストと言っても良いほどだ。
[Carolina Gaitan (Pepa)] We don't talk about Bruno, no, no, no We don't talk about Bruno (触れちゃダメ ブルーノのことは) We don't talk about Bruno, no, no, no We don't talk about Bruno, hey! But! It was my wedding day (触れちゃダメ ブルーノのことは ヘイ!でも あれは私の結婚式の日)
[Mauro Castillo (Félix)] It was our wedding day (結婚式の日)
[Carolina Gaitan (Pepa)] We were getting ready And there wasn't a cloud in the sky
(準備してたときは 雲ひとつない晴れだった)
[Mauro Castillo (Félix)] No clouds allowed in the sky (雲ひとつない晴れじゃなきゃいけなかった)
[Carolina Gaitan (Pepa)] Bruno walks in with a mischievous grin (そこにブルーノがニヤリと現れて)
[Carolina Gaitan (Pepa)] You telling this story or am I? (あんたが話すの?それともわたし?)
[Mauro Castillo (Félix)] I'm sorry, mi vida, go on (ああごめん きみが続けてよ)
[Carolina Gaitan (Pepa)] Hey! (ヘイ!)
[Adassa (Dolores)] Bruno says, "It looks like rain" (ブルーノが言うの「雨のようだね」と)
[Stephanie Beatriz (Mirabel)] Oh, why did he tell us? (もう なんでそんなこといったの?)
[Adassa (Dolores)] In doing so, he floods my brain (そうして私の頭は 雨のことで溢れた)
[Stephanie Beatriz (Mirabel)] Abuela, get the umbrella (ばあちゃん 傘をもってきた)
[Diane Guerrero (Isabela)] Married in a hurricane (ハリケーンの中での結婚式)
[Mauro Castillo (Félix)] What a joyous day, but anyway (楽しかったけど まあなんにせよ)
[ALL] We don't talk about Bruno, no, no, no We don't talk about Bruno (触れちゃダメ ブルーノのことは)
[Carolina Gaitan (Pepa)] Hey! (ヘイ!)
[Megan Thee Stallion] Every day all the kids wanna hear "Bruno" (毎日 子どもたち「ブルーノ」聞きたがる) Bruno this, Bruno that, it's a new "Let It Go" (これもブルーノ あれもブルーノ まさに新レリゴー) Oh my god, Lin, you see what you have done? (まじかよ リンさん ナニしでかたかわかってる?) On Hollywood's biggest night, best in all of cinеma (このハリウッドの大事な夜に 映画界の最高の夜に) Magic everywherе, stars everywhere (魅力に溢れ スターに溢れ) I need to see Oscars, Zendaya over there (オスカー像みなきゃ ゼンデイヤもいるし) Oh, no, we got three hosts (あら まあ ホストは3人*もいるし) ※今年のホストは3人とも女性:レジーナ・ホール、エイミー・シューマー、ワンダ・サイクス These women are the best and they killing all the jokes (彼女らは最高 どのジョークもキマってる) So many nominees, all of them are nervous (たくさんの候補者 誰もが緊張) I've seen all the envelopes, they're behind the curtains (受賞者の書かれた紙の入った封筒みたよ カーテンの向こうに) Party like a hottie, got Versace on my body (いかした女性らしく盛り上がって ヴェルサーチの服身につけて) I ain't talkin' bout, yeah, I'm talkin' all money (話してるのは そう カネのこと) Believe I'm up next, I'm coming for that gold (信じて私の次の出番 その金ピカ目当てで来てやるの) You can add it to my shelf, Academy Award (うちの棚に加えなきゃ アカデミー賞を) Oh no, it's time for the show (あら まあ ショーの時間だったわ) Young Tina Snow, don't talk about Bruno (Ah) (ティナ・スノー* もブルーノには触れないよ!)
[Becky G and Luis Fonsi] We don't talk about Bruno, no, no, no We don't talk about Bruno (触れちゃダメ ブルーノのことは)
Where everyone can unite (And I see Denzel) (誰もが一つになれる場所)(デンゼル・ワシントンさんがそこにいるね) It's finally Oscars night (Shout out to Lin-Manuel) (ついにオスカー授賞式の夜)(リン=マニュエルに向かって叫べ) Three women host now that's the way (They would make any full pay) (3人の女性ホスト こうでなくっちゃね!)(ギャラはしっかり払われるだろう) <赤字箇所は、音楽が大きすぎて聞き取りに自身がありません。なお情報提供ありがとうございました Twitter @peppermint0108 さん>
We're here to celebrate Oscars (We're here to celebrate Oscars) (オスカー授賞式をお祝いしよう)
We're here to celebrate Oscars (We're here to celebrate Oscars) (オスカー授賞式をお祝いしよう)
I’m the strong one, I’m not nervous, I’m as tough as the crust of the earth is. 私の強さは 地球の地盤と同じ
私は強いの 心配事なんてない 地球の地殻と同じくらいのタフさ
I move mountains, I move churches, And I glow ‘cuz I know what my worth is. 山だって動かす それが私の証
山々動かし 教会動かし 私が輝くのは 自分の価値を分かってるから
I don’t ask how hard the work is, Got a rough, indestructible surface. Diamonds and platinum, I find ‘em, I flatten ‘em. I take what I’m handed, I break what’s demanded, but. . . この手でダイヤモンド 砕くことだって出来る みんなのためなら 何でもやる 作って運んで壊しまくる でも
Pressure like a drip, drip, drip, that’ll never stop, whoa, Pressure that’ll tip, tip, tip, ’til you just go pop, whoa-oh-oh. いつしかずんずん増してくプレッシャー うぉお 心がパンパンパンと弾けそう おおおお
ポタポタ止まらず垂れてくる プレッシャー どんどん重さで傾く天秤が ひっくり返るまで
Give it to your sister, your sister’s older, Give her all the heavy things we can’t shoulder. 任せて信じて 大丈夫 重たい荷物が持てなきゃ
お姉さんに任せな 年上だから 担げない重いものは全部 彼女に任せな
Who am I if I can’t run with the ball? If I fall to. . . 私の価値はないの 負けない
もし持てないなら 私は何者なの? もし負けたら
Pressure like a grip, grip, grip, and it won’t let go, whoa, Pressure like a tick, tick, tick ’til it’s ready to blow, whoa-oh-oh. それでもどんどん増してくプレッシャー うぉお 止まらずチクタク追いかけてくるの おおおお
グッグッと増して 消え去ることないプレッシャー 爆発するまでチクタクと 増していくプレッシャー
Give it to your sister, your sister’s stronger, See if she can hang on a little longer. 任せて信じて大丈夫 もしつぶれたらその時
お姉さんに任せな 力持ちだから もうちょい耐えられるはずだから
Who am I if I can’t carry it all? If I falter. . . 私の価値はどこに? やらなきゃ
もし持てないなら 私は何者なの? もしくじけたら…
Under the surface, I hide my nerves, and it worsens, I worry something is gonna hurt us. 本当は家族を守れなく不安が募る
表面化では 神経を隠すの 状況が悪化して 私たちを傷つけるんじゃないかと心配
Under the surface, The ship doesn’t swerve. Has it heard how big the iceberg is? 目の前に 現れた氷山から逃げ出したい
表面化では 船はすぐ曲がれない 聞いてる?ぶつかる氷山どれほど大きいか
Under the surface, I think about my purpose. Can I somehow preserve this? この力 どこまで持つか自分に聞くの
表面化では 自分の目的について考えるの このまま続けられのかと
Line up the dominoes, A light wind blows, You try to stop it topplin’ but on and on it goes. ドミノ倒す 風を止める度 またもや次の風が
ドミノ並べ 風が吹いて 倒れるの止めようとするのが続く
But wait - If I could shake The crushing weight もしも 重荷を 下ろしたら
でも待って もし振りはらえたら この苛酷な重荷を
Of expectations, Would that free some room up for joy, Or relaxation, Or simple pleasure? 喜びに満たされるのかな胸の鼓動 身を委ね
他者からの期待ではなく喜びに場所を譲れたら あるいは息抜き それか単純に楽しさへと
Instead we measure This growing pressure 空の果て それでもプレッシャー
測るのではなくて この増え続けるプレッシャーを
Keeps growing, Keep going, 重く 重く
‘Cuz all we know is. . . 襲ってくる
増え続ける 増え続ける だって私たち家族がわかってるのは
Pressure like a drip, drip, drip, that’ll never stop, whoa, Pressure that’ll tip, tip, tip, ’til you just go pop, whoa-oh-oh. 果てなくずんずん増してくプレッシャー うぉお 心がパンパンパンと弾けそう おおおお
ポタポタ止まらず垂れてくる プレッシャー どんどん重さで傾く天秤が ひっくり返るまで
Give it to your sister, it doesn’t hurt and See if she can handle every family burden. 任せて私は平気 たとえ曲がっても折れない
Watch as she buckles and bends, but never breaks. No mistakes just 家族のためつぶれはしない 決して そう
Pressure like a grip, grip, grip, and it won’t let go, whoa, Pressure like a tick, tick, tick ’til it’s ready to blow, whoa-oh-oh. いつしかどんどん増してくプレッシャー うぉお 止まらずチクタク追いかけてくるの おおおお
グッグッと増して 消え去ることないプレッシャー 爆発するまでチクタクと 増していくプレッシャー
Give it to your sister and never wonder If the same pressure would’ve pulled you under. 任せて信じて大丈夫 これができなきゃ私の
お姉さんに任せな なにも考えず プレッシャーがのしかかってきたら
Who am I if I don’t have what it takes? 存在価値ないでしょ?
さて今日ご紹介するのは、ミラベルのラストのナンバー「All Of You / 奇跡はここに」です。 この曲、実は致命的な翻訳のミスが有るということで巷では話題になっていますよね。 この記事では、いつもどおり原詞、高橋亜子の吹替歌詞、わたしの日本語対訳の三つを並べた後で、その問題の件について書きたいと思います。
[Mirabel] Look at this home, We need a new foundation 壊れたら 建て直せばいい みてこの家を 新しい基礎が必要ね
It may seem hopeless, But we'll get by just fine. 大丈夫 家族がいる 希望がないようでも きっと大丈夫になる
Look at this family, A glowing constellation 夜空に光る 星座のように みてこの家族を まるで輝く星座ね
So full of stars, And everybody wants to shine. みんなが 輝いているよ 星々で溢れてる 誰もが輝きたがってる
But the stars don't shine, they burn, And the constellations shift. 誰もがそう 大切な星 でもね 星々は輝いてるんじゃない 燃えているの しかも星座だって変動するの
I think it's time you learn: You're more than just your gift. ひとりひとりが 宝物だよね そろそろ みんな学ぶときだよ 自分は自分のギフト以上の存在であることを
[Abuela Alma] And I'm sorry I held on too tight, Just so afraid I'd lose you too. 家族を守るため してきたの 厳しく ごめんなさい 私が固執しすぎたがために ただあなたたちまでも(ペドロと同じように) 失うのを恐れすぎて
The miracle is not Some magic that you've got, The miracle is you, not some gift, just you . . . The miracle is you. でも奇跡は魔法じゃなく あなたたちよ あなたたちこそ かけがえのない 奇跡は あなたたちの魔法ではない 奇跡は あなたたちであってギフトではない あなたたちそのものが奇跡なの
[Abuela Alma, Julieta, Pepa] All of you, all of you. 家族 家族 あなたたち皆が あなたたちのすべてが
[Camilo] Okay so . . . we gonna talk about Bruno . . . ? じゃあもう話していいのかな ブルーノ? なら ブルーノのことを話す?
[Antonio] That's Bruno! あれ ブルーノ? あの人がブルーノか!
[Bruno] Yeah, there's a lot to say about Bruno: ああ 話すこと沢山あるよ ああ ブルーノについて沢山言うべきことがあるよ
I'll start okay, まずはペパ 僕が話し始めよう
Pepa, I'm sorry 'bout your wedding, Didn't mean to be upsetting. That wasn't a prophecy I could just see you were sweating! 僕は謝りたい あれ予言じゃない 花嫁が緊張していたから ペパ、結婚式のことごめん 動揺させようとしたんじゃない あれは予言でもない ただ君が緊張で汗かいてたのが見えただけ
And I wanted you to know That your bro loves you so, Let it in, let it out, let it rain, let it snow "Let it gooo . . . " 彼の愛情伝えたくて だから雨も雪も関係ないよ だから伝えたかった 彼が愛してるってのを 感情は隠しても 出してもいいし 雨にしても 雪にしても ”ありのままで”(レリゴーして) いいんだよって
[Félix] That's what I'm always saying, Bro! いつも愛してるって言ってるけど だからいつもそうやって言ってるじゃないか!
[Bruno] 'Got a lotta 'pologies I got say: Uh- ごめんよ 本当に謝るよ ああ ブルーノについて沢山言うことあるよ
[Julieta] Hey, we're just happy that you're here, okay? やっと 帰ってきてくれたのね あなたがここにいてくれるだけで幸せなの わかった?
[Bruno] But- あ あの あ あの
[Pepa] Come into the light! これからは 光の当たるところへ
[Bruno] But- でも でも
[Agustin] The triplets all unite! みんなひとつだ 三つ子が全員揃った!
[Julieta] And no matter what happens もうどこにも だからいつもそうやって言ってるじゃないか!
[Antonio] I think it's everyone in town . . . 町のみんなが来たよ 町のみんなみたいだよ
[Townspeople] Hey! やあ! やあ! Lay down your loard (Lay down your loard) We are only down the road (We are only down the road) 私たちも ここにいるよ 手伝うために やって来たよ 重荷(重責)を下ろしなよ わたしたちも道を下ったすぐそこにいるんだから
We have no gifts, but we are many And we'll do anything for you! 奇跡は持ってないけど 力になるよ ギフトは持ってないないけど 人数はたくさんいるよ それにあなたたちのためになら何でもするよ
[Isabela (Townspeople)] It's a dream when we work together as a team. You're so strong . . . (All of you, all of you . . . ) 力を合わせる 素敵なことね (みんな みんな) 夢だったの 一緒に力を合わせて働くことが あなたとっても力持ちね (あなたたち皆が あなたたちのすべてが)
[Luisa (Townspeople)] Yeah, but sometimes I cry- (All of you, all of you . . . ) 泣けてきちゃうね (みんな みんな) そうね でも時には泣いちゃうこともある (あなたたち皆が あなたたちのすべてが)
[Mirabel & Isabela] So do I! 分かるわ 私も!
[Luisa] I may not be as strong, but I'm getting wiser. 強さより賢さもっと それほど強くはないかもしれないけど 賢くなってる
[Isabela] Yeah, I need sunlight and fertilizer. C'mon! Let's plant something new and watch it fly, 栄養 太陽 あげれば ほら みんな元気に育つわ そう 必要なのは日射と肥料 さあ! 新しいもの植えて 育っていくのを見届けよう
[Isabela, Luisa & Mirabel] Straight up to the sky! 明日に向かい 空に向かって真っ直ぐに伸びるのを!
[Mirabel & Abuela Alma] The stars don't shine, they burn, The constellations glow. The seasons change in turn. 誰もが皆 命燃やし 季節は変わる 星々は輝いてるんじゃない 燃えているの そうやって星座は輝く そして季節は移ってゆく
[Julieta] Would you watch our little girl go? 幼かったあの子が 見てよ うちの三女の行く末を
[Agustin] She takes after you. 似てきた 君に 君に似てきたね
[Townspeople] (Oh, oh, oh, oh . . . )
[Mariano] (big sigh)
[Mirabel] Hey Mariano, why so blue? マリアーノ どうした〜の? ねえマリアーノ どうしてそんなに落ち込んでるの?
[Mariano] I . . . just have so much love inside . . . まだ彼女への愛が ただ…まだ溢れ余る愛が…
[Mirabel] Y'know, I've got this cousin too. Have you met Dolores? ほらほら 元気だして ドロレスには会った? 私には こんな従姉妹もいるの ドロレスとは知り合い?
[DoIores] Okay, I'll take it from here, g'bye . . . あとは私がやるわ おけ、ここからは私が、じゃね! You talk so loud, You take care of your mother, and you make her proud. あなたいつもママを気遣う優しい人 あなたお母さんを気遣って 彼女の自慢の息子ね You write your own poetry, evry night when you go to sleep. And I'm seizing the moment, so would you wake up and notice me? 毎晩詩を書くあなたのつぶやき いつも聞いてた 私に気付いて 毎晩寝る前 自分の詩を書くあなたの その瞬間逃さないように聞いてたの だから目を見開いて私に気付いて
[Mariano] Dolores . . . I see you. ドロレス 君しか見えない ドロレス… いま君を見ているよ
[Dolores] And I hear you. あなたしか聞こえない あなたのことを聞いてるわ
[Julieta] YES! やった! よし!
[Townspeople] All of you, all of you. みんな みんな あなたたち皆が あなたたちのすべてが
[Mariano] Let's get marrie! 結婚しようよ 結婚しようよ
[Dolores] Slow down. 慌てない 落ち着いて
[Mirabel, Abuela Alma & Townspeople] All of you, all of you. みんな みんな みんなが みんなが
[Mirabel] Home sweet home. I like the new foundation. 出来たよ 新しい我が家 心温まる我が家 新しい基礎 気に入ったよ
ここは良いだろう。さんざんこのストーリーで言われてきた、 A Gift just as special as you.「あなたと同じくらい特別なギフト」という認識を覆すための「奇跡はあなたであってギフトではない」という歌詞は重要だし、間違っていない。
この映画の冒頭のプロローグでアルマ婆はこう語っている。
[Abuela Alma] Tonight, this candle will give you your Gift, mi vida. Strengthen our communitiy, strengthen our home. Make your family proud. 今夜 このキャンドルがあなたにギフトを与える。 コミュニティをより強くし、我が家をより強くする。 そして家族の誇りになる。 (略) Whatever Gift awaits will be just as special as you. どんなギフトであれ、あなたと同じくらい特別なはず。(対訳はwestergaardによる)
[Abuela Alma, Julieta, Pepa] All of you, all of you. 家族 家族 あなたたち皆が あなたたちのすべてが
またこれも大した問題ではなさそうに見えるが、All of you を「家族」と訳すのは、この後エンカントの人たち全員がやってきてそこも含めた All of you にフレームが拡大していくことを考えると適切とは言い切れない。残念ながら血縁主義ディズニーを吹替がより一層限定的なワードを繰り返すことにより強めてしまっていると言える箇所の一つだ。別にここでは「家族」かどうかは関係ない。そこにいる人たちすべて、という意味で All of youと言っているのだろう。
しかももうひとつの問題が大きな問題である。
「All of you」は、二つ意味がある。「you」を複数形ととれば、「あなたたちみんな」という意味になるが、「you」を単数形ととれば、「あなたのすべて(身も心も含めて)」という意味になる。
ミラベルは、「アルマ婆の呪い」によって、映画の冒頭からずっと一貫して「家族の誇り」になることに固執してきた。タイトルロゴを挟む前のヤングミラベルの最後の台詞であり、挟んだあとの成長したミラベルの最初の台詞でもある。 それが唯一彼女が「一人前の人間として見られる」ために必要だと考えて育ったのだ。 なぜならミラベルは「ギフト」がもらえなかったあの日から「見てもらえて」いなかったから。だから彼女の心の叫びはこう歌う。「Open your eyes / 目を開いて(わたしをみて)」と(♪Waiting On A Miracle/奇跡を夢みて)。
この物語のゴール地点となるのが「♪All Of You/奇跡はここに」のナンバーであることは、この日本語版タイトルをつけた人なら絶対にわかっているはずだしそのことを強調するためにわざわざ対応するタイトルにしたのだろう。
We see how bright you burn, We see how brave you've been, Now see yourself in turn . . . You're the real gift, kid. Let us in. Open your eyes. Abre los ojos. What do you see?
A seven-foot frame, rats along his back 背中には ネズミたち 7フィートの長身 背中にはネズミたち
It was my wedding day / It was our wedding day あれは私の / あれは僕らの あれはわたしの結婚式の日 / ボクらの結婚式の日
He told me that the life of my dreams 人生の夢が叶う 彼は教えてくれた 私の夢見る人生は
Grew to live in fear of Bruno stuttering or stumbling I can always hear him sort of muttering and mumbling ブルーノ 怯えて暮らしてたの 呟き今も聞こえてくるの ねえ ブルーノがぶつぶつ言ったりどもったりすることの恐怖感じながら生きてきた いつも聞こえるの彼のつぶやきとか独り言とか
***
When he calls your name it all fades to black 闇の中へ 連れ去られる 彼に名前を呼ばれたら その名前は暗闇へ飲み込まれる
We were getting ready and there wasn’t a cloud in the sky / No clouds allowed in the sky